10月9日に、訪問看護ステーションKAZOCが共催し、代表・渡邊も登壇するシンポジウム「ハウジングファースト国際シンポジウム 東京」が開催されます。(主催:認定NPO法人世界の医療団)。
社会から排除され住まいを失った人が施設に収容されることなく、まず地域に自分の部屋を得ること、そこで自分のペースとスタイルで地域の一員として暮らしていくこと、支援者はそれを応援していくこと、それが「ハウジングファースト」です。
地域移行・定着の支援モデルとして「ハウジングファースト」が有効であることは、すでに欧米では常識となりつつあり、私たちもその有効性を活動の中で実感しています。しかし「失敗」は日々生じます。それをどう捉えればよいのでしょうか。ただ住まいに定着することイコール「成功」なのでしょうか。
当事者の生活の質の向上とソーシャルインクルージョンは、どのような指標で測ったらよいのでしょうか。
3回目となる本シンポジウムでは、フランスの社会学者からはその評価の指標について、またベルギーの”路上の看護師たち(Infirmiers de rue)”から実践の方法を学び、日本の実践家たちと共に「ソーシャルインクルージョン」を考えていきます。
お申込みは世界の医療団ウェブサイトの下記ページより。
https://www.mdm.or.jp/news/5458/
是非お越し下さい! 下記概要となります。
日時
2017年10月9日(月)
13:00-17:30(開場12:30)
会場
明治大学駿河台キャンパス
グローバルフロントグローバルホール(定員:180名)
会費
2,000円
主催
認定NPO法人世界の医療団
共催
コミュニティホームべてぶくろ
NPO法人TENOHASI
訪問看護ステーションKAZOC
一般社団法人つくろい東京ファンド
ゆうりんクリニック
NPO法人ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパン
協賛
ヤンセンファーマ株式会社
プログラム*日仏同時通訳付き
司会
清野 賢司 氏-TENOHASI事務局長
講演1
Pauline Rhenter 氏 -保健社会学研究者
講演2
Sandrine Butaye氏
-公衆衛生/熱帯医学専門看護師
ブリュッセルInfirmiers de rue(路上の看護師たち)ハウジングファーストプログラム責任者
講演3
稲葉 剛 氏(-立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授 一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
講演4
高桑 郁子 氏(世界の医療団ボランティア看護師)
講演5
小川 芳範 氏(TENOHASI生活応援班ソーシャルワーカー)
講演6
HFTP代表医師 × アパート入居者 対談
森川 すいめい 氏(精神科医、鍼灸師、みどりの杜クリニック院長)
パネルディスカッション「失敗するチャンスがある」
ファシリテーター: 渡邊 乾 氏(訪問看護ステーションKAZOC代表・作業療法士)
稲葉 剛 氏
高桑 郁子 氏
小川 芳範 氏
向谷地 宣明 氏 (コミュニティーホームべてぶくろ・ひだクリニック)
栗田 陽子 氏(ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ジャパンPHW支援コーディネーター)
岩本 雄次 氏(ゆうりんクリニック ソーシャルワーカー)
※プログラムの内容については変更が生じる場合がございますので、予めご了承ください。